来週はバレンタインズデーですね。お店でも正月が終わるとハートをモチーフにした商品が多く見られ、そんな季節かと思わせられます。日本でもだいぶ風潮が変わってきてた(義理チョコもなくなりつつある!?)バレンタインですが、アメリカでは日本とは全く違うのです。
何が違うの?
大きく違くのは日本の様に女性から男性へ向けて告白、もしくはプレゼントする日ではありません。逆なんです。男性から女性にギフトを贈る日💕 正直、告白する日(日本でも未だそういう日なのかわかりませんが😅)というのはなく、恋人やカップルの人たち向けの日といった感じですね。女性の私からしたら、ちょっとラッキーな日です。まあ相手あっての話ですが。
男性がバラなどの赤いお花とちょっとしたギフトを女性へ贈るというのが定番な感じです。人によってそれぞれですが、この日をスペシャルにしている人はジュエリーなどの高級なギフトをあげたり旅行へ行ったりとする人もいます。あとは、レストランで食事をするとか。レストランもバレンタイン用のメニューやコースなどあって、14日はカップルでないと外食するのが恥ずかしい感じです。
⬆️SATC Movieのキャリーとミランダがバレンタインズデーにレストランで食事するシーン。こんな感じにゴテゴテにデコレーションされてたりするレストランもあって、カップルだらけでちょっと恥ずかしいです。
シングルだと辛い日
カップルのための日なので、相手がいないと意外と嫌な日です。特に会社などでは、同僚が『バレンタインは何するの?』とか絶対聞いてくるので、シングルだと何も答えられず、気にしないとはいえどもなんかグッサリくる日です。聞いてくる人に限って結婚していたり相手がいる人です😤 あとは、コロナ前は特にですが、会社へバレンタインのお花を送る人も多く、受け取る女子たちが嬉しそうにしてデスクに飾るのを見て羨ましく思ってた日々があります🥺 私は30代半ばの時に離婚。その後デートする男性は何人かいましたがきちんとした正式な彼氏がなかなかできなくて(特にNYに住んでいたので良い男性に出会うのは厳しかった!?🥲)、かなり長い間シングルでいたのでバレンタインズデーは苦手な日でしたね。
アラフィフのバレンタインデー
おかげさまでこの数年は彼がいるので特に嫌な日でもなく普通の日として過ごしてます。別に私の誕生日でも記念日でもないので、正直特に何もしてくれなくてもいいです。レストランへ行くのも混んでたり高くつくだけなので行きたいとも思いません。ホント歳をとると見事にイベント事がどうでも良く感じます。皆さんもそうですか?若い時は進んで季節ごとのイベントを祝いたいタイプだったのに😄
私の彼はアメリカ人なので(?)、一応毎年お花とデザートなど何らかのプレセントはしてくれます。去年はわざわざ仕事後遅くに、赤いバラの花束と素敵なデザインのワインを渡しに来てくれて、とてもありがたく思いました😍 バレンタインズデーなんてどうでも良いと思っていてもそういった行動は嬉しいもんですね。

ホワイトデーはない
バレンタインデーは男性から女性へプレセントなのに、日本のようにお返しのホワイトデーがないのです。なんかちょっとかわいそう!?女性側からしたらラッキーですが。なかにはバレンタインズデーにお互いにギフトを交換するカップルもいると思いますが、大半は男性からギフトをもらって終わりだと思います。
バレンタインデーに観たい映画
せっかくなので少しベタなロマンチック映画をバレンタインデーに観るのはどうでしょうか?アラフィフの私が選んでいるので90年代から2000年代初めの作品が多いですが😆 同年代の方は映画をもう一度久々に観て懐かしさに浸って頂いたり、観てない作品があればこれを機にチェックしてみてください。若い人はこの時代の映画を観てどう思うのかな。スマートフォンなしの恋愛映画どう思うのだろう!?一度聞いみたい。(日本の映画題名がわからないので英語の題名で表記してます。)
ロマンチックな映画編

BEFORE SUNRISE (1995)
ブダペストからパリに向かう列車の中で、ヨーロッパを旅行中のアメリカ人のジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは出会い意気投合。列車の中で出会い、翌朝別れるまでの男女の恋模様をヴィヴィッドな会話で綴った傑作ラブ・ストーリー。
イーサン・ホークはいまだにタイプ😆で、この時代の彼はもう特にカッコいい❤️ ジュリーデルピーもフレンチガールらしくタバコ吸ってたりしてなんかオシャレ。
LA LA LAND (2016)
ロサンゼルスで夢を叶えようとする売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるロマンチックな歌とダンスで描く映画。
この映画は流行りましたね!私は当時NYに住んでいてこの映画を4回ほど劇場に観に行きました。ロスが恋しくなってた時期でした。
テンポも良いし、キャストも良いし音楽も良い!そしてちょっと切ない映画。私の大好きな映画の一つです。


TURE ROMANCE (1993)
極限状態の中で生きる若い二人が織り成す愛と逃避行を描くラブストーリー。ビデオショップに働くクラレンスは、ある日の誕生日、店長の差し向けたコールガール、アラバマと出会う。互いに一目で恋に落ちた二人はさっそく結婚。彼女の元ヒモの所に出向いたクラレンスだが、そこでヒモの男に殺されかけ、逆に男を殺害。しかも彼女の衣装ケースと思って奪ってきたカバンには大量のコカインが。
クエンティン・タランティーノ脚本とあって、アクション、バイオレンス、ラブ・ロマンスの要素が組み合わさった映画。ブラッド・ピットやゲイリー・オールドマン、クリストファー・ウォーケンなど、豪華なキャストが登場して脇役といえども存在感あり。
アラバマ役のパトリシア・アークエットのアウトフィットがかっこいい!ヒョウ柄のスカートやジャケット、派手な色のみせブラがとても可愛いのでチェックです。(決して日本人にはできなそうなファッションですけど😅)
Eternal Sunshine of the Spotless Mind (2004)
恋人同士だったジョエルとクレメンタインは、バレンタインの直前に別れてしまう。ジョエルはある日、記憶除去を専門とする医院から「クレメンタインはあなたの記憶をすべて消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないように」という一通の手紙を受け取る。仲直りしようとしていた矢先に、そのことを知ったジョエルはショックを受け、自分も記憶を消去しようと病院の扉を叩く。だが手術中にジョエルは恋人との楽しかった日々を無意識のうちに思い出し、手術をやめたいと考え直しはじめる。
ちょっと切ない、なんとも言えない世界観で、MVで有名なゴンドリー監督のシュールなファンタジーの世界が垣間見られます。コメディアンのジムキャリーがおちゃらけずに演じるのを初めてこの映画で観たのでとても新鮮でした。

元気が出る映画編

LEGALLY BLONDE (2001)
大学の社交クラブで会長を務めるブロンド美女エルは、政治家志望の恋人ワーナーに「ブロンド女性は議員の妻にふさわしくない」という理由で振られてしまう。ワーナーがハーバード大学のロースクールに進学すると知ったエルは、同じロースクールに進学して認めてもらおうと一念発起。元恋人の心を取り戻すためのブロンド美女の奮闘ストーリー。
これも流行りましたね!どんなピンチになっても、ポジティブで前向きな主人公が元気をくれます。ド派手な典型的ブロンドガールのファッションも自分はしないけど可愛くて注目しちゃいます。
VALENTINE’S DAY (2010)
バレンタインデーを迎えるロサンゼルス。男女15人それぞれのバレンタインデーを描いた豪華キャストのオムニバス。
この映画で笑わせてくれるシーンは、カラ(ジェシカ・ビール)が主催するアンチバレンタインパーティーに、ジュリア(ジェニファー・ガーナー)がパーティー会場へ来るなり彼氏が結婚していたことが判明した怒りでピニャーター(メキシコのクス玉みたいな物。棒で叩いて割るとお菓子などが中から出でくる。)を思いっきり叩くシーン!爽快です!!


SEX AND THE CITY THE MOVIE (2008)
ご存知人気TVシリーズの映画です。あらすじはここでは省きますが、前述のキャリーとミランダのバレンタインデーのディナーのシーンは結構大事なシーンなんで注目です。
この映画に限らす、私にとってこのドラマシリーズはいつ観ても友達の大切さを感じされられてしまいます。一時期疎遠でも、ずっと側にいてくれるのは友人です。長年付き合っていてくれる友人がいることをとてもラッキーに思わせてくれるドラマです。この作品を友達と一緒に観ながら家飲みしてバレンタインデーを楽しむのもありですね。
おまけ
アメリカでは2000年代に流行った『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』がバレンタインズデー週末に向けて2月13日にネット配信公開されます。私と同年代の方ならよくご存知だと思いますが、当時私は本も全巻読みましたし、全シリーズ映画を観ました!流行りましたよね。私はこの映画を今年のバレンタインズデーに観たいと思っています😆 日本では4月公開みたいです。