3月初めの週に久々にNYへ遊びに行ってきました!プロフィールを見てご存じの方もいると思いますが、私は2010年から2018年までNYに住んでいました。今でもNYの方が仲の良い友達も多く、コロナ前は一年に一度はNYへ行っていました。去年はタイミングを逃し行けなかったこと、そして今年に入ってからLAの山火事、2月は仕事が忙しく精神的に追い詰められていて息詰まっていたので、NYの友人たちに会いたい、そしてLAから離れて気分転換がしたいと急遽NY行きを決めました。本当はもっと暖かくなった季節が良い時に行きたかったのですが、なんか直感で”今”と思った私でした。不思議とこういう時って、いつも出張が多い友人たちが皆NYに居て都合が良かったり、飛行機代も$300代と安くてラッキーだったりスムーズに旅行の予定が決まりました。
NYと私
“I love NY, but I am not in love with NY.” NYはもちろん好きです。やっぱりカッコイイし、いつもエネルギーがある街で世界中でNYのような街は他ないと思います。でも私は心底NYを好きではないです。魅力的で付き合う恋人には良いけど、結婚はしたくないといった感じ😆 NYへ引っ越した理由が仕事の事情で、自ら進んで引っ越したわけではないのでそう思うのかもしれません。LAはその逆で、I am in love with LA!?ここ数年の物価高や政治の動向で、ちょっとアメリカ愛が以前より減ってきていて、LAでさえ最近大きな声でI LOVE LAと言えなくなってきているのが正直なところです。

久々のNYはやっぱり楽しかった。ロスの冬の気温に慣れきった私は、10度以下の寒さはもっと辛いかと思いましたが天気にも恵まれ、たくさん歩いてお気に入りのエリアや気になっていたスポットを回ることができました。

歩いていると、少しつづ住んでいた時の記憶が蘇ってきて、なんだか不思議な気持ちに。
私にとって、NY生活は30代半前半から40代初めで結婚や離婚、 そして解雇や転職という人生で大きな壁にぶち当たって決して楽しい日々だけではありませんでした。
LAからNYへ引っ越してすぐにLA時代から付き合っていた彼と結婚。彼が仕事上LAとNYを行ったり来たりですれ違いも多く、NYでとても孤独だった私。そのストレスか常に喧嘩が多くそのほかにも問題はたくさんあり結婚後すぐ別居。離婚を決断した時はLAに帰ろうと思っていた。けれど、彼がLAへ帰ったのでNYに留まることを決意。独身になって心機一転頑張ろうと当時住んでいたマンハッタンを離れブルックリンへ引っ越して、もう少しNYで暮らすことを決めました。ブルックリンという全く知らないエリアで一人で家探しから友達作りをするのは大変でした。離婚後って、自分のアイデンティティーをまた白紙にして一から作っていくといった感じなんです。まず『誰々のワイフ、パートナー』というタイトルが消えます。そしていつもカップルとしてやっていたルーティンも無くなります。付き合う友人グループも変わっていきます。(彼との共通の友人は仲の良さにもよりますが、いろいろ面倒くさいのでまあ大体は疎遠になります。)一人になりたては、この変化にめちゃめちゃビビって怖いのですが、少し時間が経ち、自分の新たなアイデンティーや世界が出来上がってくると楽しくなってきます。めちゃ自由じゃん!みたいな。そう思えたら元気になっているという証拠。離婚して清正したって思えてきます。女は一度立ち上がったら強いです😝
独身なってから住み始めたブルックリン。あの時引っ越す決断をして良かった。当時はマンハッタンから橋を渡るなんて考えられなかった。真面目にブルックリンなんて危険で殺されると持ってたぐらい😆 今ではすっかりブルックリンが大好きです❤️ ブルックリンの方が楽しい👍🏻
今回の旅でも、ほぼブルックリンで過ごして、この道を歩いているときは先が見えず不安で一杯だったなーとか、このお店でよくあの男とデートしてたなーっとか、たわいもない当時の自分のことを思い出しながら歩きました。こうして引っ越してもまたNYに遊びに来ることができて、当時の自分を少し笑って回想できるようになって良かった。現状が安定してるから過去を振り返れる。私という人間を大きく成長させてくれたNYの日々。なんか毎回来るたびに、しみじみした思いになります🥺


NYで住むことができれば世界中とこでも暮らせるというぐらいこの街で暮らすことはとても人をタフにします!特に女子!!アパート探しも仕事探しも、そして良い男探しも競争率が高いですし、高い家賃に物価、冬は寒いし、街は汚く常に慌ただしいくストレス多めの生活です。そんなところで、なんとか一人で生活し仕事をする経験ができたことをラッキーに思うし、そして何より今でも仲の良い大切な友人たちに出会えたことができたことはNYで得た最大の醍醐味です。
今回の旅でNYを改めてnot in love だけれども好きな気持ちを再確認。いつ帰ってきても歓迎してくれる友人たちにも大感謝で、もっと頻繁に遊びに来なければっと思った旅でした。あー、もうちょっとLAから近ければねーって思います。LAに帰ってきてから真面目にちょっと数日間、なんでNY離れたんだろうって思ってしまった私です。(単に友人たちとつるむ時間が恋しいのが第一の要因だと思われます🙄 現実的にもう一度NY生活すると考えるとすごくストレスに思えます🤣)